INTRA DIALOGUE
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春から社会人

こんな時期から就活を始めて,

春からの就職が間に合ってしまいました。

旅の終わり 旅の始まり

東大は駄目でした。


外部の人も三人程受かってたので,
完全に力負けです。


一先ず,これで研究と共に歩んだ六年間に一つの区切りがつきました。


今日は,長い一つの旅の終着点。
それと同時に,これから始まる新たな旅の出発点。


曲がりなりにも就職活動を始めてみて,
僕がそれまで目を向けてこなかった所に,
世界が果てしなく広がっていることに気づきました。


これから僕は,新たな世界の中で,もう一度自分を描き直す必要があります。


その為には,もっともっと多くの世界を訪れ,
色んな人達と出会い,
そこで,自分という存在について言及し,
何とかして自分という存在の在り方を目の前の相手に納得させていく作業が必要になります。


実は僕は,就職活動が結構楽しいです。


研究という狭い世界の中で,
やや固定化されつつあった自己像が,
再び大きく変化にされされ始めています。


それは,どこか十代の頃のような,
瑞々しい感覚を孕んでいます。


新たな道を歩き出すとき時は,
まずは一歩一歩足場を固めていく。


六年前に僕が心理学を手探りで勉強し始めた時のように,
少しずつ少しずつ世界を形作りように,パズルのピースを埋めるように。


今の僕はその作業のコツを知っている。
それは,この6年間で培ってきた財産以外の何ものでもない。


まずは今日,そして明日。

分岐点

明日は東大の発表


間違いなく人生の分岐点になる日


でも,もう覚悟はできてる

終わった終わった

東大の二次試験,無事終了しました。

やっと終ったよ。


今年の倍率は3倍くらいだったと思います。

ただ定員6名の所に, 既に東大の内部受験者だけで8,9名いて定員オーバーしてるので,

外部受験者には結構厳しい数字かとは思います。


受験者が多いので, 面接は流れ作業みたいな感じで, 時間は1人10分程度の簡易なもの。

あっという間に終わった。


あの感じだと面接は合否と関係なく, 修論の評価が全てなのだと思います。


結果が出るのは,3月1日。

どんな結果が出てもここまで良くやったという感じで満足しています。

やっときた

やっと明日だ。

東大待たせすぎ。

もう冬も終わりを迎えようとしている。


9月のまだ汗ばむ時期に1次試験にパスし,既に半年近く経った。


その間にどれだけそれまで信じきっていた研究に対する認識が揺さぶられ,

また,自分の社会的な価値を問い続けたか。 決して楽な道では無かった。


自分に下される避けようの無い評価に圧迫されて,

論文の一字一字を書くのに手が震えたし,

例え論文を書き上げて博士課程に上がったとしても,

そこは出口の無い長い闇の入り口にしか思えなかった。


何十回となく何か理由をつけて逃げ出そうともしたけど,

それでも,何とか今日という日を迎えここに立っていられている。


未だにどの道を行くのが自分にとって最善の選択なのか答えは出てい無いけど,

少なくとも今日ここに立っていることに間違いは無かったことだけは確信できる。


きっと未来は常に不可知なのもので,通り過ぎて初めて確信に変わっていくんだろう。

一つ一つの選択がどのような出来事を引き起こそうとも,

それを有意味なものとして受け入れることができる。

それこそが人間が生きていく為の力なんだろう。

そしてそれは,僕の中にも同じように備わっている。


心理学に費やした6年は,今振り返れば長かったような短かったような。

でも,思えばずっと夢中だった。

僕の人生の中で一番努力した掛け替えの無い時間であったことに疑いは無い。

この学問を選んだことに間違いはなかった。

これもきっと,意味を見出す人間の強さ。


さあ,一歩前に踏み出す為に,

ずっとずっと擽ってた思いに明確な色を与える為に,

明日,言い残すことの無いように。

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