バンド | INTRA DIALOGUE

バンド

昨日もスタジオだったのですが,
今のとこ,地元の仲間と月1ペースでバンドが続けられています。
メンバーは中学の同級生四人で,
中三のとき高校受験から逃避するように楽器をいじり始めました。
最初は,バンドとはとても言えないような集まりだったんですけど,
安っぽいキーボードとか,叔父さんからもらったギターとかを持ち出して,
誰かの家に集まりわいわい夜遅くまで楽しく音を出していました。

僕みたいに小さい頃からピアノをやっていた者から,
音楽のおの字も無いような奴まで,
ほんとにばらばらで,まとまるわけ無いんですけどなんか雑音出してました。
それでも今では,ちゃんとバンドの形態になってますけど。
人は成長するね。

そうそう,中学生時代の僕らって少し変わってて,
みんなオリジナルの曲作るのに何故か興味あったんですよ。
ともかくギターとか出来ないのに,
コードもリズムもめちゃくちゃなんだけど,
適当なストロークに合わせて歌吹き込んだりして。
僕は,キーボードで伴奏作って歌ってたな。そんな感じでやってたら,
半年ぐらいで,
アルバム(ただ適当にへたくそな歌をたくさん集めたものですが)が,二つ出来てました。
多分他の人たちと違ってなんか作るのが好きな集団だったんだと思います。
今でも,たまに友達の家行くとそのときのテープかけたりして,
昔を懐かしんだりしてます。

曲制作は,個々人でですが,そのあとも各々継続して,今に至るわけです。
高校では,何の奇跡が起こったかわかりませんがSONYの大会で賞を頂いたり,浪人時代は,地元の駅でギターを持って友達と歌ったり。
最近は,僕の方は創作意欲が研究の方に向いてしまっていて,
作曲がおろそかになっているんですけど,
友達は,相変わらずライブでオリジナルの曲をやってます。

何が言いたいか,徒然で良くわからなくなってしまいましたが,
中学から今まで,同じ仲間とバンドが続けられていて,
僕はほんとうに幸せです。
音楽を軸に僕らが繋がって来らたことに感謝したいし,
僕らだから変わらずにここまで来られたということに誇りを持ちたいし,
これからも,
ずっと続けていきたいという気持ちを持っている僕らに拍手を送りたいです。

目標としている研究者になれるかどうかなんてまったくわからないけど,
たとえ,それがかなわなかったとしても,
僕らのペースでバンドが続けていけたら,
それだけで生きる意味があるんだ,なんて思えてしまいます。

僕らの共通点は,
マイペースなところ,
謙虚なところ,
素朴なところ,
きっと今も全部あの頃のままだね。